☆「たまたま」を強調する

 

「ここだけの話」を強調する??

 

 

 

僕は発言をするとき、相手と関係性をより良いものにするために

「魔法のキーワード」を使っています。

実はすでにいくつかご紹介しているのですが、

ここで目的別にまとめておきます。

 

同じ話をするにしても、以下のような前フリをつけるだけで、

スムーズに、印象良く受け取ってもらえます。

 

 

★相手の心を開いてもらうときの「魔法のキーワード」

「ぶっちゃけますけど・・・」

「相談があるんですけど・・・」

 

 

相手の心を開くためには、まず自分から心を開く必要があります。

日常会話でも使えますし、

重要な打ち合わせの場面や核心に迫る局面でも使うことができます。

 

「僕はぶっちゃけ、今日は本当に腹を割ってお話ししたいと考えています。

部長と1対1の話をさせてください」

 

一方、一見良く似ている言葉ですが、決して使ってはいけない表現があります。

 

 

「ここだけの話なんですけど・・・」

「絶対内緒なんですけど・・・」

 

 

まともなビジネスパーソンであれば、

「ここだけの話ですけど、A社ではこんなことをやっていまして・・・」

なんて話す人間は、他社に行ったら自分たちの秘密を

「ここだけの話ですけど・・・」

と言いながら言いふらしているに違いないと思うからです。

 

 

★意見を表明するとき、ハードルを下げるときの「魔法のキーワード」

「よくわかんないですけど・・・」

「まだ結論は見えていないんですけど・・・」

「いま急に思いついちゃったんですけど・・・」

「フラッシュアイデアなんですけど・・・」

 

 

僕はその場で思いついたことでもどんどん発言しますが、

その場の思いつきですから周辺情報が少なく、確定的なことは言えません。

 

また、時間がなくて詳しく調べられなかったとき、

単純に発言しにくい雰囲気のときや、優秀な人たちの中で萎縮しそうなときにも、

そうしたフレーズを使えばハードルを下げられます。

場違いなアイデアだったと気づいたら、すぐに引っ込めればいいのです。

 

 

★自分の意見とはせず、一般論として述べるときの「魔法のキーワード」

「よく、〇〇なことってありますが・・・」

 

 

自分の意見を言うと角が立ちそうな場合は、主語をわざとぼかし、

一般論としてこんなことがありますよね、

と提示すれば、摩擦が避けられます。

そう、さんまさんがよく使うテクニックです。

 

 

★角が立たないように反論する/反対の意見を述べるときの「魔法のキーワード」

「確かにそうなんですけど、私は・・・」

「おっしゃっていることはごもっともですよね。そうなんですけど・・・」

 

 

「そうですよね」は、絶対に否定にならない鉄板のキーワードです。

また、それと同じ効果が得られるキーワードとして、

「確かに!」とか「その通りですよね」があります。

 

実際に心の中では反対意見を持っていたとしても、

そのままガチで反論すれば気を悪くされるだけです。

 

そこで、このようなフレーズを行ってから意見を述べるようにすると、

正反対の意見でも案外すんなり受け入れてもらえます。

 

 

★嫌味なく、周囲を傷つけずに知識やうんちくを

述べるときの「魔法のキーワード」

「たまたま知っていただけなんですけど・・・」

「偶然聞いたことがあるんですけど・・・」

「私もつい最近まで知らなかったんですけど・・・」

「知り合いにたまたま詳しいヤツがいるんですけど・・・」

 

自分の知識を述べたり、うんちくを語ったりするときには、

自分の立ち位置を上げないように注意してください。

 

他の人が知らない知識を語ると言うことは、

「皆さん、この知識は知りませんよね?」

と高飛車に宣言しているのと同じだからです。

 

そこで「偶然」「たまたま」などのフレーズを混ぜておくと、

その知識を知らなくても別に問題はないという雰囲気を作ることができるのです。

 

 

 

相手の気分を害さないように

発言の頭に「魔法のキーワード」をつけよう!