☆提案と価格をセットで話す

 

価格を最後まで出し渋る??

 

 

 

 最初の15分で、自分を好きになってもらうネタを披露したら、

 

 

第2のパートでは、いきなり結論から言って本題に入ります。

 

 

一回りネタを見せて笑わせ、世間話を交わしたところで、

一気に攻めに転じるわけです。

 

 

「ところで今日お時間を頂いたのは、他でもなく、

この企画を御社にオススメしたいからです。

予算的にはぶっちゃけ300万くらいを想定しています」

 

 

などのように、一気に「核心」へと飛んでいきます。

何が核心かと言えば、重要なポイントが2つあります。

 

 

ひとつは、どんな取引をしようと提案しているのか。

 

 

もうひとつは、価格はいくらか。

 

 

シンプルかつストレートに、

第2パートの冒頭でこの2つのポイントを開示してしまうのです。

 

いきなりお金の話をするなんて、性急すぎるのでは、と思われるかもしれません。

でも僕の考え方は正反対。

この例では、「企画」を説明する前に、

対価が300万円くらいであることをシンプルに表明しています。

しかし、もしクライアントの側に、

使える予算が100万円しかなかったらどうでしょうか?

 

「その規模になると、年度が改めてからにして頂きたい」と、

現時点ではその提案には応じられないことを伝えてくれるでしょう。

 

金額を告げるのは、説明を受ける貴重な時間を無駄にしないためでもあるのです。

 

 

 

いきなり値段を開示するのは

相手にとって失礼なことか?

 

 

 

 大きな駅の駅弁売り場を覗いてみてください。

幕の内弁当、シュウマイ弁当、ヒレカツ弁当、

うなぎ弁当、チキンライス、山菜おこわ・・・、

色とりどりのお弁当が並んでいて、どれを買おうか目移りしてしまいます。

 

それでも、多くの客が短い時間で買う弁当を決めています。

なぜ、短時間で判断できるかというと、

 

 

それぞれの弁当のサンプルや写真と値段が、

比較検討できるようにあらかじめわかりやすく開示されているから。

 

 

幕の内にはこのくらいのご飯と、こんな感じのおかずが入って1000円。

シュウマイ弁当はご飯にシュウマイ6個とおかず少しで700円、

それぞれの中味や値段がわかるからこそ、

最適なお弁当を選ぶことができるわけです。

 

では、サンプルだけで値札がなかったら?

客はかなり不便を強いられるでしょう。

やはり、値札もあったほうが絶対に比較検討しやすいはずです。

 

先ほどの企画の提案も同じこと。

金額がわからなければ、どんなに優れた内容であっても検討しようがありません。

 

第2のパートは、提案内容と価格。

この2つで攻めに転じてください。

 

 

第2パートではいきなり本題に入る

提案内容と価格を開示せよ!