☆相手の3分の1だけ話す

 

相手の3倍話す??

 

 

明石家さんまさんの会話からぜひ学んで欲しいことがあります。

それは

 

 

「しゃべりすぎないこと」

 

 

です。

 

 

テレビでよーく見ると、

さんまさん自身が話している時間は短いことに気付くはずです。

意外ですよね。

生まれた瞬間からしゃべっていたとか、

新幹線で隣になったらウンザリするほどしゃべり続ける、

と噂されるさんまさんですから。

しかし番組を録画してカウントしてみると、

 

 

概ねさんまさんが1しゃべると、

相手は2・5くらいしゃべっていることがわかります。

 

 

会話が盛り上がり、さんまさんも乗ってきて3くらい話すようになっても、

相手にはさらにそれ以上にしゃべらせます。

振り幅は大きくなっていくけれど、

さんまさんのしゃべりが相応的に少ないというバランスは保たれています。

 

 

そして、

 

 

ひとつの話題を1〜3分にしているケースが多くみられます。

 

 

3分以内の、さんまさんはパッと次の話題に切り替えてしまいます。

ひとつの話題は3分ほどしか持たないと感じているのでしょう。

3分以内に相手のおもしろい中身を全て引き出してしまう。

これこそがさんまさんがおもしろい本当の理由です。

 

 

 

自分の意見ではなく、一般論でとっかかりをつくれ

 

 

 

おもしろい人なのに、あまりしゃべっていない。

この一見矛盾しているようなさんまさんの法則は、

大切なことを教えてくれます。

それは、

 

 

話をおもしろくするためには、

自分の意見を言う必要はあまりないと言うこと。

 

 

さんまさんは、

 

 

自分自身がおもしろい話をする以上に、

相手からおもしろい話を引き出すことでおもしろいと思われています。

 

 

自分の話はさほどせず、ただ相手の意見を引き出して、

それに賛同することで場を盛り上げているわけです。

 

 

芸人ならその場をおもしろくしなければいけない。

営業マンならお客様との会話をもたせなければならない。

モテたければ狙っている相手にユニークな人だと思われないといけない。

コンサルタントなら使えるアイディアを提供しなければいけない。

 

 

でも、もし相手の側にとてもおもしろいエピソードやいいアイディアがあるとしたら、

どうでしょう?

 

 

大切なのは、自分の主張を通すことではありません。

あなたが携わった結果、その場が明るくなったり、

プロジェクトが成功したりすればいいのです。

その場でいいアイディアが生まれればそれでOK。

 

 

その点、さんまさんは自分の意見を述べない代わりに、

一般論を提示することで巧みに摩擦を避けています。

自分の意見や経験を押し付けるのではなく、

「あるある」のような一般論を並べることで、

相手が次に「何を話せばいいのか」を巧みに誘導しているのです。

自分の意見を求められる場面というのは、極めて限定されているものです。

 

 

普段は

 

 

できる限り相手の意見を引き出し、

それに反応することを優先してください。

 

 

大切なのはその場で結果が生まれること。

 

 

その為に面白くて楽しい空間を、

会話という武器で作る必要があるのです。

 

 

相手より長く話してはいけない

一般論でとっかかりを作って話題を広げよ!