☆女のネイルを見る

 

女のメールを見る??

 

 

 

せっかくいいアイデアがあっても、プレゼンする相手や参加する会議の主宰者、

一番偉い人などの悪いときに出してしまっては台無しです。

そこで、全体の雰囲気を掴むと同時に、

 

 

特定の人物の様子を観察する

 

 

ことが大切になってきます。

 

 

特に注意しなければいけないのは、大勢が参加している会議などで、

全体の雰囲気は悪くないのに、最も重要な人物はムスッとしているケースです。

 

 

例えば、僕たち代理店関係者やクライアントの担当者はノリノリなのに、

相手の上司はどうもおもしろくなさそうだというようなシーンです。

 

そういうときは、いち早く最重要人物の変化に気づかなければ大怪我をします。

そう、

 

 

「一番偉い人」です。

 

 

キーパーソンの一言で、その場の雰囲気は全て覆ってしまうからです。

 

 

そんなときは、議論を性急に前に進めないようにしながら、当人に気を遣い、

「あなたが不機嫌なことに気づいてますよ」というサインを出すようにします。

 

 

その場で原因がわかれば、それを解決します。

その場にいる誰かに問題があるのか、時間が長引いて疲れているのか、

空腹なのか、別の仕事や私生活がうまく行っていないのか。

どんな問題があるのかを周囲や本人の様子から探るようにします。

 

 

 

「どうして私の好みを知ってるの?」と言わせる技術

 

 

 

特定の人物の変化に気づけるようになるには、少しトレーニングが必要です。

 

 

意識して定期的にその人を観察し、いつもならどんな状態なのかを知っておき、

その上で細かい変化に気づくことです。

 

 

女性ならば、口紅の色やメイクの方向性、ネイルなどの微妙な変化があります。

僕は毎日会う人であれば、必ず観察しています。

 

 

「あれっ?佐藤さん、ひょっとしてネイル変えました?」

「そうなの!このピンクが好みで。でもこれ、2時間かかるのよ・・・」

 

「鈴木部長、ネクタイの雰囲気、いつもと違いますよね。それ、エルメスですか?」

「あはは。ウチも多少はボーナスが上向いてきたからね」

 

 

こんな会話ができれば、言うことはありません。

 

観察をクセにすれば、会議のときの変化にも無理なく気づけるようになります。

 

 

また、このプロセスはもうひとつの重要なポイントを含んでいます。

 

 

その人のパーソナルな情報を収集できるのです。

 

 

佐藤さんはピンクが好き。鈴木部長は××ブランドが好み。

こうしたデータはメモしておけば、後日プレゼントをするときのヒントになったり、

雑談や商談をするときのネタになります。

すると、「どうして私の好みを知ってるの?」と相手は驚きます。

でも実は本人が話してくれたことなのです。

 

周囲の人たちを観察することもなく、会話もせず、メールのやり取りだけで

コミュニケーションを済ませていると、肝心な変化を見落としてしまいますから

注意してください。

 

 

 

最重要人物を定点観測して、変化に気づこう!