☆意表をついて驚かせる

 

天気の話をして退屈がられる??

 

 

 

本題に入る前に、軽く雑談をして相手の様子を伺い、

場の雰囲気を和ませるというのは、多くの人が普段からやっていることでしょう。

しかし、初対面の相手には、

いったいどんな話をすればいいのか困ってしまうケースが大半です。

 

そこで、世の中にはこんな常套手段があります。

そう、「まずは天気の話から入る」というアレです。

すっかり暖かくなりましたね。夏ももう直ぐ終わりですね。

風が随分冷たくなって来ましたね。いやー、寒いですね・・・。

 

僕は正直、こんな言葉をかけてくる人は退屈で仕方ありません。

 

 

会話を続けたいのなら、天気の話は絶対にしてはいけません。

 

 

なぜなら相手は、「そうですね」としか返しようがなく、

話の広がりようがないからです。

 

 

会話のきっかけは、

それをとっかかりにして話が広がる可能性のあるものでないといけません。

 

 

 

天気の話を力技で面白くする方法

 

 

 

しかし、

 

 

天気の話であっても、面白くできて話を広げられる自信があるなら、

しても構いません。

 

 

そんな退屈なネタを、力技で面白くすることも可能です。

ゲリラ豪雨に当たったら、僕はわざとずぶ濡れになって現れ、ウケを狙います。

インパクトはとても大きいし、何より同情してもらえます。

もしかしたら、一生覚えていてくれるかもしれません。

 

また、連日猛暑が続いていたある真夏のこと。

いい加減「暑いですね」という挨拶も食傷気味でした。

そこで、あるクライアントを訪ねる前に近所のコンビニに飛び込み、

仕込みを行いました。

 

アポインメントの時間になり、挨拶を交わします。

「いやー、今日も暑いですね」。

もちろん相手は「そうですね」としか言いようがありません。

 

そこで、

 

 

「あまりに暑いんで、そこのコンビニで全部買い占めて来ちゃいましたよ」

と言いながら、袋いっぱいの「ガリガリ君」をお土産に差し出しました。

 

 

30本くらいあったでしょうか。

 

相手はびっくり。「何やってんですか?」

 

僕はすました顔で

「いやー、ガリガリ君食べるとなかなか冷えますよ。

1本いかがですか?コンポタージュ味、意外にイケますよ」

なんて言って食べ始めるのです。

 

30本もあったら当事者だけでは食べきれませんから、オフィスの他の人にも配ります。

これは、だいぶ盛り上がります。

その相手にとって僕は「ガリガリ君を買い占めたヤツ」として、

伝説になっているようです。

冬なら「ホカロン100個」とかでもいいかもしれませんね。

 

天気の話でもちょっとお金を足すだけで、大きなインパクトを与えられるのです。

 

 

 

「とりあえず天気の話」はNG!

するならガリガリ君30本とセットで