☆「ツッコミどころ」が満載 ①
スキがなくて真面目??
アイテムによる「ひっかかり」と同様。
いわゆる
「ボケとツッコミ」
も、相手の心を開かせる重要なテクニックです。
何もないところから心のハードルを下げ、場を明るくし、
しまいには「あなたがいてくれて助かるよ」とさえ言われてしまう、
上手なボケ方の基礎を公開しましょう。
「◯◯くんっていくつだっけ?」
「最近ヤバくて、今朝測ったら95.5キロでしたよ。もうすぐ0.1トンです」
「体重じゃねーよ!」
そこから、話題は最近のダイエット法に広がっていきます。
これは
「連想ゲーム」
の手法を使っています。
「いくつ」という言葉から何を連想するかは自由ですから、
ここでは体重にボケたわけです。
このシチュエーションでいきなり人の体重を
聞いたり聞かれたりするわけがありませんから、相手にもボケだとわかります。
「で、◯◯くんって何歳だったっけ?」
「えっと、まあ人間の歳で言えば46歳なんですけど」
「お前人間じゃないのかよ!」
「犬だと11歳くらいになるんですかね?」
何ともベタなボケですが、こういう会話がぐっと雰囲気を盛り上げます。
相手が犬を飼っていると、犬の話題に発展するでしょう。
やがてこうした会話でひとしきりボケ倒したあと、
「やっぱり◯◯くんと喋ると元気でるなぁ」
なんて喜んでくれる人も現れるようになるんです。
ポイントは、
なるべく遠い世界のものを連想すること。
発想が飛んでいると、そのあとの話も広がります。
慣れていないと失敗が怖いかもしれませんが、
一歩踏み出してみれば難しいことはありません。
おもしろい人は、「突っ込まれてなんぼ」と知っている