☆自己紹介で過去1年以内の実績を話す

 

自分のキャリアで最大の栄光を話す??

 

 

 

何度も会っている相手であれば、

相手に合った話題やアイテムを準備することができますが、

初めて会う相手にはそうもいきません。

初対面で何より大切なのは、

 

 

自己紹介です。

 

 

自己紹介の最大のポイントは、

相手にとって自分は付き合うメリットがある人間だと思ってもらうことです。

 

 

ビジネスでも、男女の付き合いでも、

自分に何らかの利益をもたらす人間でないと付き合ってもらえません。

 

ビジネスシーンであれば、

自分と付き合うとどんないいことがあるかを知ってもらうために、

これまで手がけてきた仕事の実績を中心に、

自己紹介を組み立てて行くことになります。

 

その際、自分に課しているルールがあります。

それを

 

 

「1年ルール」

 

 

と呼んでいて

 

 

「自分の過去の栄光に触れるのは、1年以内の実績に限る」

 

 

という自主規制です。

 

過去1年に限ります。

それよりも前のことは、どんなに凄いことであろうと自分からは表に出しません。

 

 条件を厳しくしすぎだと思うでしょうか。

でも僕は、むしろその決まりを破って過去の栄光を語り始めたときの

自分を想像すると、ゾッとします。

 

 

どんなに凄い話であろうと、それが2年前、3年前のことだったとしたら?

僕が聞く側なら、それ以降この人は現在まで大した仕事をしていないんだな、

と推察してしまいます。

 

 

ましてや10年前、20年前の話をされたら・・・。

相手が誇らしげであればあるほど、痛々しさが増していきます。

 

 

 

「相手が知らない実績」を

上手く説明できればチャンス到来!

 

 

 

あまりに直近のことだけに限ってしますと、

相手から「それ見たことあります」と

反応してもらえるチャンスが減ってしまうデメリットがあります。

今、テレビで大きく展開しているキャンペーンに関わっていると言っても、

「いやあ申し訳ない、最近テレビを見ていないので、存じ上げないんですよ」

と返されてしまうことは、決して少なくありません。

 

でも僕は、相手が「知らない」くらいのほうが好都合だと思います。

 

 

自己紹介は自分に対する相手の期待値を上げるために行うもの。

まだ知られていないのであれば現時点での期待値はゼロであとは上げるだけです。

 

 

そこで、実はこのCMはどんな仕掛けになっているか、とか、

〇〇新聞が取材に来て、といったらポジティブな情報を投げていき、

期待値の上昇を試みます。

 

関心を持ってくれる人であれば、そのCMについて僕に質問をしてきます。

こうなると、将来的に良い関係を築ける可能性が高くなります。

そこで、CMの資料や、取材された新聞・雑誌の記事を見せ、

興味を更に深めてもらいます。

 

そのうち相手も自ら調べるようになり、CMやキャンペーンの仕掛けの内容や、

予算、期間などを聞かれることが増えてくるようになれば、

僕の自己紹介は大成功です。

変な虚勢をはるのではなく、まさに今どんな仕事をしているのかだけに

こだわっているからこそ、相手も真剣に検討してくれるのです。

 

 

 

自己紹介での実績披露は過去1年以内まで

過去の栄光より最新情報を説明しよう