☆「街」からネタを集める

 

「インターネット」からネタを集める??

 

 

 

「〇〇さんは、どこでネタを集めてるんですか?」とよく質問します。

新聞や雑誌は何をチェックしているのか、

知る人ぞ知るようなまとめサイトSNSのネタ元があるのか、などと聞きます。

 

 もちろんそうしたソースをチェックして会話の中に混ぜていますが、

おもしろネタとして仕込むものは、

 

 

自分で見聞きした、自分の周りにあるものだけを使う

 

 

ようにしています。と言うより、

 

 

面白いネタは常に自分の周りにある、

 

 

と断言してしまってもいいでしょう。

 

どうやって自らの体験の中から面白いネタを拾い上げていくのか。

その鍵になるのは、

 

 

自分の腰に浮かぶ疑問や違和感です。

 

 

これってどうしてこうなのかな?これって変じゃないかな?これって何だろう?

常に疑問や違和感を意識するようにして、探り続けていくのです。

 

最初は戸惑うかもしれませんが、簡単なトレーニングをすることで

すぐに「回復」可能です。

なぜ回復かというと、誰だって子供の頃は好奇心の塊で、

常に疑問や違和感を持ちながら、答えを探る日々を過ごしていたはずだからです。

それを取り戻すのです。

 

 

 

中高年の女性が髪を紫に染める理由とは

 

 

 

レーニングは、

 

 

外に出て、違和感を探してみる

 

 

ことから始めます。

 

なぜ、このビルは外壁を黄色にしたのだろう?

どうしてハイヤーは黒なのか?

もしも金色だったら、どう見えるのだろう?

はとバスを2階建てにした人は誰なのか?

天井に鳩の巣を作ればいいのに。

どうして女性は年をとると髪の毛を紫に染めるのか?

紫にして得があるのか?

あのおじさんは、なぜ、ハゲているところはツルツルなのに、

残っている髪の毛はフサフサなのだろう?

その境界線には何が存在しているのか?

 

こんなことを考えながら歩いているだけで、いろいろなネタが浮かんできます。

あなたの考える「標準」からはみ出しているもの、

あなたが所属していないジャンルや組織、

あなたと性別や年齢が違う人たち、普段は行かない場所。

そうしたところには、違和感を得られるものが沢山存在しているはずです。

 

慣れないうちは、テーマを決めてもいいと思います。

 

今日はラーメン屋だけに注目する。

男性の髪型だけを見続ける。

マンホールをひたすらチャックする。

 

するとそこで湧いた疑問が思わぬ方向に広がったり、

別の疑問へと繋がったりします。

散歩するだけでも、面白いネタが沢山集まってきそうでしょう?

 

こうしてネタを集めたら、会話の中でどんどん披露してみましょう。

 

ネットやマスコミの情報に頼る人のありがちな勘違いは、

そんな他愛もない、答えも出せない疑問なんか持っていても仕方がない、

というものです。

 

僕は正反対の考え方です。

この種の疑問や違和感を持っても、確かに答えは見つからないものも多いでしょう。

しかし、明確な答えがなくても、

 

 

オリジナリティに満ちた自分の体験を語れることこそが、

あの人は面白い。と思われる源なのです。

 

 

 

テレビやネットよりもあなたが見聞きした話が一番!

ネタは違和感や疑問をきっかけに集めよう!